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　　萬華青草巷の歴史を遡ると、清朝まで遡ることができる。当時は依然と伝統的な農業社会であったため、漢方薬店、漢方医が少なく、人々は病気の時には、家族や近所による言い伝えや口コミによ薬草の配合、廟の神様に病気のことを告げて処方箋を求めたり、或は近所の草薬仙（薬草の物知り）に頼る他ない。当時台湾各地からその名を聞きつけて、わざわざ　　龍山寺に来た信者たちは、廟の後殿で華陀仙師（医術の神様）に処方箋を求めた後、廟の外にある薬草市場の中で道沿いにリヤカーで売り歩いている薬草売りに、廟で求めた処方を買いもとめ、家に帰って薬に煎じて患者に飲ませて病気を治していた。

　今日の青草巷が形成したのは、4､50年前であり、主な店は西昌街224巷に集中しており、近くの西昌街と広州街にも多くの薬草商店が集まっている。老舗の経営方式は卸売りや小売ともにあり、薬草茶は夏が一番よく売れている。薬の配合にしろ、薬草の認識にしろみな「師によって弟子に伝わり、父から子へ」と経験を積んでいくため、病状さえ伝えれば、店はすぐに意見をくれたり、祖先の秘傳さえも教えてもらえる。観光客が薬草と薬剤の種類を聞くたびに、店側は：「多すぎて､数え切れないよ。約2､300種類はあるだろう。」というのが一般的な答えである。これらの薬草でよく知られているのが、ヨモギ、山葡萄、川　、芙蓉草、九層塔、仙人掌で、中には聞いたこともないが、面白い名の白馬　、鳥不宿、不留行など。新鮮な薬草は野菜と同じく日持ちしても三日間のため、店は品の回転をよくしなければならないため、小売の他にも卸売りをしなければならない。